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埼玉大学のSalesforce活用|スモールスタートで挑むEM構想への道

EVENT REPORT

埼玉大学のSalesforce活用 スモールスタートで挑む EM構想への道

Education Summit 2026 JAPANにて、埼玉大学 全学教育課長の川上 糧佑氏が、Salesforceを活用した大学DXの取り組みと、スモールスタートからEM構想へと発展させていく考え方について紹介しました。

● EDUCATION SUMMIT 2026 JAPAN
● 埼玉大学 全学教育課長 川上 糧佑氏
Salesforce 大学DX 留学支援 Agentforce イベントレポート
AGENDA

この記事でわかること

01
過去に経験した
2つの失敗
02
大学DXからEM構想へ
たどり着いた背景
03
スモールスタートで進める
大学DXの実践
04
AIエージェントPoCで
見えてきた可能性
TWO LESSONS

2つの失敗からの学び

点の改善ではなく、面の改革を

一部の業務だけを便利にするのではなく、その前後のプロセスまで含めて、業務全体を設計する。

人の熱意ではなく、動ける条件をつくる

「職員の熱意が続かなかった」のではなく、継続して動ける条件を組織側が十分につくれていなかった。

SMALL START

構想は大きく、始め方は小さく

  • 全学展開には、合意形成・予算の両面で大きなハードルがある
  • まずは小さな範囲から、実際に動かしてみる
  • 動いた結果を見せることで、言葉だけの説明より納得を生む
  • 限られた予算だからこそ、最初の一手を見極める
大学キャンパスの建物
WORKING WITH VENDORS

構想を育てるための、ベンダーとの関係

  • 完成した仕様を「発注して終わり」にしない
  • 検証から得た気づきを、次の設計に反映できる進め方をつくる
  • 必要に応じて見直せる仕組みを、あらかじめ組み込んでおく
  • 発注者・受注者という関係を超え、一緒により良いものをつくるパートナーへ
大学内の交流スペース
THE MOST IMPORTANT POINT

一番大事なのは、人が育つこと

  • 「AIが作ったので分かりません」という状況を避ける
  • 効率化の結果、自分の仕事を説明できなくなるのは組織の後退
  • AIの答えを見極めるには、業務そのものへの理解が必要
  • ツール導入と職員の成長は、必ずセットで進める
REALLOCATION, NOT REDUCTION

削減した時間はどこへ行くのか

  • 業務時間削減の効果を金額換算することには慎重な立場
  • 大学は効率化しても、人件費がそのまま減るわけではない
  • 人員削減ではなく、機能強化・付加価値創出業務へ再配置
  • 生みだした時間を、職員の専門性の高度化と大学の価値創造に振り向ける
VISION

目指す組織像

  • 大学職員の仕事は、もっと高度になれる
  • 職員は、大学経営を支える要となる存在
  • 教育研究の専門家である教員と、大学経営の専門家である職員が対等に議論できる組織を目指す
  • 生みだした時間を、職員の専門性の高度化と大学の価値創造に振り向ける
大学キャンパスの中庭
SUMMARY

まとめ

「そもそも何のためか」を常に問う

手段や前例から考えるのではなく、目的まで遡ることで、やめるもの・変えるものが見えてくる。

点ではなく面で考え、組織の仕組みで回す

部分最適ではなく業務全体を見て、人の熱意だけに依存しない条件を組織側につくる。

SPEAKER

登壇者紹介

教育企画、ICT基盤整備、経営企画など幅広い領域を経験し、 埼玉大学の業務改善・DX推進に取り組んできた川上 糧佑氏をご紹介します。

川上 糧佑氏
埼玉大学 学務部 全学教育課長

川上 糧佑氏

KAWAKAMI RYOSUKE

2009年に埼玉大学へ入職。財務部門や経済産業省関東経済産業局への出向、 教育企画・ICT基盤整備、経営企画推進などを経て、2025年4月より現職。 業務改善に関するPTの発起や総括にも携わり、学内業務改善とDXを推進しています。

ICT基盤整備・学内導入 業務改善推進PT 学内業務改善・DX
主な経歴
  • 2009年 埼玉大学 総務部総務課法規調査係に採用
  • 2014年 経済産業省 関東経済産業局 産業部製造産業課へ出向
  • 2021年 学務部教育企画課教育企画室担当。 ICTインフラ整備の調達・学内導入にも従事
  • 2023年 経営企画推進課 課長代理として、学内業務改善・DXを推進
  • 2025年 学務部 全学教育課長に就任(現職)
  • 2026年 総務部業務改善推進室へアドバイザーとして参画
EVENT INFORMATION

イベント概要

株式会社セールスフォース・ジャパン主催の「Education Summit 2026 Japan」にて、 埼玉大学 全学教育課長の川上 糧佑氏がA-2セッションに登壇しました。 「埼玉大学のSalesforce活用:スモールスタートで挑むEM構想への道」をテーマに、 大学DXの歩みや、EM構想に向けた実践的な取り組みについて紹介しました。

イベント名
Education Summit 2026 Japan
主催
株式会社セールスフォース・ジャパン
開催日
2026年8月27日
セッション
A-2
登壇者
埼玉大学 全学教育課長
川上 糧佑氏
セッション
テーマ
埼玉大学のSalesforce活用:
スモールスタートで挑むEM構想への道
EDUCATION SUMMIT 2026 JAPAN 会場風景
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PHOTO

講演の様子

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